富士山と相模湾を遠望できる高台に建つ二世帯住宅です。二世帯住宅といっても各々完結した家を渡り廊下でつなぐ形式です。藤沢市の旧家である建主は、家相を重んじることが条件とする一方、機能的であり光や風が取り込まれた生活しやすい家をご要望でした。玄関の木格子の引戸を開けると、トップライトから柔らかな光が感じられ、その光に導かれるように中に入るとそこは垂木がリズミカルに連続するリビングです。西側に開かれた窓からは富士山を望むことができます。